勘違い野郎は身近にいた

先日、友人と遊んだ。
世間話での会話で、飲酒運転の交通事故の話のなり、飲酒についての話になった。

そこで、驚いた事に友人たちは、警察に捕まらなければいいという考え方だった。
私の友人は25歳だった。


最近の若い奴は・・・っていう古臭い言葉を使いたくなる。高校生くらいが、警察に捕まりたくないという気持ちで犯罪をしないのは、ちょっとおかしいはおかしいが、まだ許容できる。

現に社会人であり、社会の一員である人間が法律を犯すことに、なんら罪の意識がないのである。彼らには優しく説き伏せたが、伝わっただろうか。


子供の時に、親から「こら!こんな事しちゃいかんだろう!!」
という風に怒られた経験は皆誰しも少なからずあるだろう。
大人になった現在、怒る人は警察になったのか?
否、そんなバカな事があってはならない。警察は、社会人の母親ではない。
社会人(国民)は自ら法律を遵守する義務がある。


法律では、行政指導、警告、命令、逮捕などといったように、形式をなして、処分を下す。
子供の時みたいに、怒られるだけでは済まない。
罪を犯した責任を取らなければならないのである。
これは、万引きや速度超過といったものから、殺人や強姦といったものまで全て含まれる。

法律の中に罰則規定を設けていないものは無論ある。(これは努力義務といって、できればこうして下さいね。っといったものだ)
だが、法律を犯す事は、国民としてしてはいけない事だ。
それこそ、子供時代に、親からやかましく怒られる事である。


法律は決して難しいものではない。
何故守らない事に罪悪感がないのだ。
それを犯す事によって、悲しむ人たちの顔が浮かばないのか。
飲酒運転で3児が死亡した事故。
愚かしい。
防げた事故だ。
何のための法律だ。



自分の行動を法律が網を張るように、規制している。
その法律の網は、自由を縛るものではない。
お互いが、自由になるためのものだ。
悲しい事故が起こらない事を、切に祈る。
哀悼の意を表する。