かなしばり

自分はどこに向かって生きているのかわからなくなる。人というのは意味がなければ、それは拷問と同じようなものであり、実際にロシアなどではスコップで穴を掘り、またその穴に埋めるというのがあるらしい。今の自分の周りに意味はたくさんあるのでしょう。人間関係から環境そして自分の気持ちへと。だけど、満たされぬこの思い。何に向かっていけばいいのかわからなくなる時があるのです。決して拷問ではない。好き勝手に生きているというのもある。休みの日は家でグータラしているだけである。冒険心・・・というものを掻き立てられたい。小さい頃にゲームや漫画の世界に憧れたように。あの時間は決して無駄ではなかったんだと今になってようやく思います。最近の私はきどって本を読むという行為をしていまして、嫌いなわけではない、好きなのだが、漫画やゲームのような熱中の仕方とは少し違う。面白い本に出会う事が楽しくなっている。その中身は一瞬である。あの頃は、熱中した物をお互いに話をできた。未来にむけて、出来事を反芻し再び感動した。そんな事が今はあまりない。あまりなのか、全くないのかもしれない。

知的好奇心を満たしてくれる物はなんなんだ。人生というのは疑問の探求でしかない。解決された問題に囲まれていても、疑問はあまりなく、かといって難しすぎる問題に囲まれるのもどうかというところだ。ちょうどいいあんばいに自分の身を置きたい。頭がかなしばりになったようだ。いつからだろう、胸がドキドキしなくなったのは。。。