興味について

昔、学校の先生に
「何事にも興味を持ちなさい。」
って言われた事があります。
そして、その先生が虫を見て
「わたし、虫嫌いなの〜。殺して〜。」
なんて言ったかどうか覚えてませんが、そんな風な感じで先生や上司や先輩なんか偉ぶって、興味を持てって言います。

虫に興味は持たないんですか?虫じゃなくてもいいけど、読書しない人、スポーツしない人etc。。。

自分が興味を持っていない事というものを気付いていないんでしょうね。
がんばろうぜ。偉ぶった人たち。
人に言う前に、自分を省みましょう。
興味を持つってすごく大切な事なんだから、その考え方をもっと発展・・・というか「興味を持つ」という行為の基本をしっかり理解したいものだ。
興味がない・・・つまりは知ろうとしない。
嫌いでも構わない。知識として嫌いなもの(虫とか)でも学ぶ姿勢は持っていて欲しいと思うな。
まして、影響力のある教師や先輩や上司の方などは、自分の見聞を広げて頂きたいと思う。
私も、最近は物事に関して(風景や季節、身の回りのものなど)感じる事ができるようになってきた。
散歩をしていても、虫を見れば観察したり、人工的に植えられた公園の木々をさも風情があるように思ったり。

皮肉を思っても、快活を感じても、どっちでも、どうでもいいのだ。
興味を持ち、感じて、それを表す。
その興味が、学びへと誘ってくれる最初の一歩だ。
知識とは、詰め込んだって興味がわかない。(but、全てにおいて詰め込み教育をなくすのはいけないとは思います。)
科学にしろ文学や芸術、数学や電子、どんな科目でもいいが、教育者として大事なのは、教える側に興味を持たせる事だろう。
決して、知識を覚えさせる事が優先されてはつまらないよ。
仕事でもそう。
仕事の面白いところを先輩や上司が教えてあげる。そうすれば、教えられる側の覚えも早くなる。
面白いことは、やっていて楽しいからだ。