夫から妻へ、妻から夫へ 60歳のラブレター〈5〉

(13冊/100冊)

新聞を読んでいたら新刊紹介でこれの〈6〉が紹介されていた。
私はもっぱら図書館で借りて読むので、興味を持って、最新の(図書館で)〈5〉を借りたわけである。


内容は深い愛情でいっぱい詰まっている。
この書籍は、自分の家族にプレゼントで送りたいと思った。
半分は住友信託銀行を介して、NHKの歳末たすけあい・海外たすけあいに募金されるそうである。
それもまた、粋でいいじゃないか。


ラブレター自体は、1〜2ページと少ない。
だからか、言葉の一つひとつが、心に染み込んでくる。相手の事を考えて書かれた文章だからか、言葉の単語一つひとつが重たい。
愛する人を思って、感謝の気持ちで、ちょっと照れ隠しして、そういういろいろな気持ちがこもって書かれたラブレターの数々。
読んでいるうちに何度も本を胸に抱いた。目に涙が溜まり、流した事もある。
60歳という団塊の世代や70代の方が寄稿した内容もある。その方々の気持ち・思いが心を揺さぶります。
日本人は愛情表現が苦手とよく言われるが、このラブレターは愛情に満ち溢れている。
この本は買っていいな。いや、買いたいなと本当に思った。