はてな年間100冊読書クラブ (3冊/100冊)

子ども兵の戦争

子ども兵の戦争

内容は素晴らしい。現代社会の戦争について、広範囲に渡っての調査と、包括的な意見である。
だが、読み物としては、お粗末な感じは否めない。長ったらしく同じ言葉を何度も使い、部、章分けをしているにもかかわらず、何を伝えたいかを端的に書いておらず、読んでいて迷路に陥りそうになった事多数であった。
子ども兵の存在をしる上でも是非一読をお勧めする。戦争に対する憎悪が沸いてきた。子どもたちのインタビューが挿し込まれており、それを読むたび心を動かされた。
平和になるにはどうすればいいのか、そんな大義などどうでもいいような気になった。まず子どもたちを救いたい。
現代においての戦争の知識を増やす意味でも、大変ためになった。